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住み継ぐ もっと身近に散居村

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  • 散居村(散村)とは


     富山県の西部にある砺波平野は、庄川と小矢部川がつくった約220kuの広さをもつ扇状地性の平野です。そこに屋敷林に囲まれた約1万戸の農家が点在して散村景観をつくっています。


  • 成り立ち


    砺波平野で人々が稲作を始めたのは、今から1500年以上前のことです。庄川扇状地扇端部の湧水のわき出る福岡や戸出などの湿地や、平野周辺の山麓部に水田跡の遺構が発見されています。


  • 基盤は米作り


    砺波平野では豊富な水量を誇る庄川のおかげで、平野全体で水田耕作が行われています。どこでも必要な水が引けるだけの用水網が整備されているからです。


  • 住まい


    散居村の農家の広い屋敷の中には、母屋(おもや)を中心として納屋や土蔵、灰小屋などがあります。母屋は東を向いて建てられ、前庭はひろく、かつては農作業の場として利用されました。


  • カイニョ(屋敷林)の役割


    散村の農家を包むようにして生えている屋敷林のことをカイニョ、またはカイナといいます。住宅を風雨や吹雪から守り、冬の寒さや夏の日差しを避けるために原生林を残したのが起源と考えられています。


  • 美観と住環境の未来


    昭和40年代に始まった圃場整備で散居村(散村)の姿は大きく変わりました。小さかった水田は大型化され、曲がりくねっていた道路や水路は直線状になり、農業基盤の整備が一挙にすすみました。


  • 『砺波平野の散村』


    散村の景観がどのようにして成り立ち、どのように発展してきたのか。米づくりや人々の暮らしにはどのような特色があるのか、わかりやすくまとめています。

  • 『散居のみどり』



  • 『砺波平野の屋敷林』


    散居に暮らした人々の自然との共生の証


  • 『五箇山から砺波へ』