山田文作像が修復されました
2021.12.9
山田文作像が修復されました
山田文作像が修復されました
4月19日の新聞で紹介されていました。
ふるさと文化財No.19の「山田文作像」が修復されたそうです。
今日行ってみたら、まだ足場が残っていました。
「山田文作像」は、上海事変(1932)で戦死した山田文作の供養のために、母みつが鏝絵(こてえ)の名工竹内源造に依頼して建てられた忠魂碑です。
材質には当時貴重だったコンクリートが使われており、製作費は家2〜3軒分ほどかかったそうです。この写真では分かり難いですが、軍服の皺のような細かなところまでリアルに造られていました。
小牧ダムで潤った時代背景や壁職人であった竹内源造のレベルの高い技術を見る事ができます。
今回の修復では像に生していたコケが取り除かれ、コンクリートの剥がれやひびが入っていた部分を復元したそうです。
これからも平和な世の中を願いながら見守り続けてくれることでしょう。
【2012年04月20日16:34 「ふるさと学芸員の小窓」より】
【2012年04月20日16:34 「ふるさと学芸員の小窓」より】