★秋祭りがスタート★
2021.12.11
★秋祭りがスタート★
秋祭りがスタート
砺波地方では秋になると地域ごとに五穀豊穣や家内安全を願う神事や祭があり、祭りには昔から幸せを招くと共に厄病退治や悪魔払いとして獅子舞が伝わっています。
先日、鷹栖地区で獅子舞が行われました。
鷹栖地区には東部、宮木島、焼馬と3つの獅子があります。
東部は、砺波獅子と呼ばれる胴幕の中へ人がたくさん入る百足獅子です。高瀬から伝わりました。
宮木島は、前足と後足の二人が入る金蔵獅子。こちらは庄川町古上野からです。
金蔵獅子は二人立ちの二頭一対をさしますが、旧婦負郡一円から五箇山や砺波の一部へ飛んで広がるに従って一頭型になったようです。砺波地域では「ネンゴロ獅子」ともいい、「婦負郡(ネイゴオリ)獅子」の転訛で、その伝来の故地を示しています。
焼馬は現在休止中です。重さ20キロの獅子頭と聞くととても驚きます。伝わったのは小矢部からだそうですが、いったいどんな感じだったのでしょうか?
ちなみに最後に舞われた時の獅子とりは上田市長だったそうです。
獅子舞は11月3日まで各地域で行われます。
機会があれば他所の獅子舞もご覧になられてみてはいかがでしょうか?
【2012年08月23日10:05 「ふるさと学芸員の小窓」より】
【2012年08月23日10:05 「ふるさと学芸員の小窓」より】
鷹栖地区の獅子舞1
鷹栖地区の獅子舞2
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鷹栖地区の獅子舞3
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鷹栖地区の獅子舞4
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鷹栖地区の獅子舞5