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1254_ツルベ(釣瓶)とツルベのナワ(釣瓶の縄)

1254_ツルベ(釣瓶)とツルベのナワ(釣瓶の縄)

ID:16796

井戸の深さ13〜14mのところまで使用できる。この地区の井戸は深い。昭和20年頃まで使用した。

※井戸:かつて、五鹿屋・東野尻・中野・庄下・鷹栖などの庄川扇状地の地下水が深い村々では、井戸のある家はきわめて少なく、生活水として川の水を多く利用していた。昭和初年頃から徐々に、頼母子(たのもし)で村の各家に井戸が掘られるようになった。深井戸なので、台木に滑車を取り付け、長い縄の付いたツルベで井戸水を汲み上げた。よく縄が切れてツルベが井戸の中へ落ちてしまい、イカリで探って引き上げたものであった。井戸を「イケ」ともいった。
井戸から水を汲み上げるのは、主に子供の仕事であった。

撮影場所
砺波市小島
材質・形状
シュロ縄付き。バケツは鉄製
寸法
バケツの口径24.8cm、高さ16cm、縄の長さ15.3cm、径1.5cm。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,住 家具・設備
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