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3347_メッパリ(つり棒)

3347_メッパリ(つり棒)

ID:14816

糸伸べ用具で、糸巻きから径台に糸を移動させるとき、上から吊って糸を通し、糸が絡まないようにする。

※整径台・径台・糸掛台(せいけいだい・へだい・いとかけだい):糸伸べ(いとのべ)は機織機(はたおりき)で布を織る前にする作業。経糸(たていと)の長さと必要な本数を決め、上・下糸を分ける綾(あや)を取る際、糸を巻いた糸枠を径台(整径台)にセットし、そこからメッパリと呼ばれる竿を上から吊り、竿に付いている輪に経糸を通して糸掛け棒に経糸を順番どおりに掛けてゆく。この作業で織物の長さや幅が決まり、同じ長さの経糸を必要本数、もつれることなく用意できる。

材質・形状
竹製。
寸法
竿の長さ160.5cm、U字の高さ6.5cm、幅8cm。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,手工業 紡織
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