西の大ケヤキ
2014.11.27
出町を知り尽くした唯一の生き証人
西の大ケヤキ
平成23・1・26登録
砺波市(砺波市出町)
500年前、庄川の一支流である中村川がこのケヤキの西側に流れていました。この樹の周辺は水が澄んでいたため、舟の渡し場となり往き来する人びとの目印となっていました。
江戸時代になると、中村川の治水工事が進み、大ケヤキから約4kmに鷹栖出村が誕生しました。いわゆる出町の開町です。
明治21年、出町・津沢間道路改修でケヤキの北側に道路も新設され、大正時代までこの大ケヤキを中心に大小多数のケヤキが繁っていました。