フォトライブラリ

3338_ネマリバタゴ(地機)

3338_ネマリバタゴ(地機)

ID:14839

※機織機(はたおりき):近年まで農家のアマ(広間の上の屋根裏の空間)には分解された織機(しょっき)が残されていた。これは、かつてどこの家でも農閑期の賃稼ぎとして、婦女子の手により機織り(はたおり)が行われていたことのなごりである。
現在砺波市郷土資料館で所蔵する織機は、分解した形で譲り受けたものと、そのままの形で譲り受けたものとの二通りである。分解した形で譲り受けたものは、日本各地のさまざまな調査報告書などを参考に組み立ててみた。全部の部材がそろっていないものが多いと思われるが、試行錯誤の末、2台は座って織る「地機」(じばた)となり、1台は腰掛けて織る「高機」(たかはた)となった。「地機」は「ネマリバタゴ」、「高機」は「ハタゴ」と呼ぶ。

材質・形状
腰当てはゴザ。
寸法
高さ136cm、幅75cm、奥行151.5cm、座板までの高さ16cm、奥の高さ29.5cm、傾斜角5度。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,手工業 紡織
ダウンロード 申請

「U手工業 1紡織」 の他の記事