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272_クソクマデ(糞熊手)の部分
ID:15007
大便所のスベ(切り藁)などをすくって肥桶に入れるときに使ったクマデ。
※肥桶(こえおけ)など:化学肥料が出回る以前の農家にとって、田んぼの肥やし(肥料)は、人糞尿(下肥)や草木灰が重要で、また、米のとぎ汁・食べ物の残滓(ざんさい)・風呂の落し湯などを溜めたツボのツボドロも用いられた。これらの肥やしは、さまざまな桶によって運ばれた。
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