徳万頼成遺跡の土偶
2020.3.6
5000年のほほえみ

徳万頼成遺跡の土偶
徳万頼成遺跡の土偶
(とくまんらんじょういせきのどぐう)
平成30年6月29日 市指定
砺波市頼成566(砺波市埋蔵文化財センター)
徳万頼成遺跡は、般若地区にある縄文、古墳、古代、中世、近世の集落跡の遺跡です。
国道359号の工事に伴って行われたH26年度の調査で、縄文時代中期の層から、竪穴建物を2棟発見しました。この内の1棟は、後に土器廃棄場になり、その中から土偶が出土しました。この場所からは土偶のほか、大量の縄文土器片や磨製石斧、石皿などが出土しています。
砺波市内では縄文遺跡での土偶の出土は珍しく、頭部と胴部がほぼ完全な状態で残っています。
土偶は高さ9cm、幅5.4cm。内部は中まで粘土が詰まっている中実となっています。

徳万頼成遺跡の土偶
円錐形の体に逆三角形の頭部をもっている、河童形の土偶です。
顔には粘土紐を貼付けて眉とし、ヘラ状の工具二因ってと考えられるが、眉に沿うように目と鼻を表現し、口も同様の工具で刻んでいます。さらに側面刺突で耳の穴を表現しています。
頭頂部には粘土紐でM字型の盛り上がり(髑ム)をつくり、また後頭部には線を刻み、頭髪を表現しています。
両腕と両足は剥落していますが、その痕跡から両手で腹を抱えている、あるいは右手で腹を抱え左手を背中に回しているポーズだったと考えられます。
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背面
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上部
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底部
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- 所在地
- 〒939-1431
砺波市頼成566(庄東小学校敷地内) 砺波市埋蔵文化財センター