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@301_ドロウス(改良籾摺臼)

@301_ドロウス(改良籾摺臼)

ID:15308

ふつうのドロウスは上臼を回転させるが、本品は下臼も回転させる改良型。箱型木枠入り。
(墨書)「新案特許登録済 西村式下廻籾摺臼」「製造発売元 西村商店 越中福光町」

※土臼(どろうす):籾摺り(もみすり)用のドロウスは、土に櫟(くぬぎ)や樫(かし)の歯を埋め込んだ上臼(うわうす)と下臼から成り、ドロウス上部の回転部分にヤンギリ(遣り木)を取り付けて、押したり引いたりして廻して米と籾殻を分ける大型農具。後に螺旋水車で廻す形のものも出てきた。
ヤンギリには大人3名程度の労力が必要だったので、呼吸を合わせるために「ザイザイ」「モウモウ」などの掛け声をかけ合って籾摺りをした。

撮影場所
砺波市太田
寸法
回転ハンドルまでの高さ99cm、臼径60cm。箱の縦・横とも79.5cm、高さ60cm。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 収穫
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