9砺波野の草相撲
2015.2.10
砺波野の草相撲
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1 庄川の土場(どば)相撲 昭和初年(砺波市立庄川図書館)
金刀毘羅社は、金屋・青島両村の流送組など木材関係者共同の守護神である。日頃は青島の貯木場(「土場」と呼ばれている)に鎮座されているが、8月20日例祭の晩には金屋神明宮境内の拝殿に遷座される。この境内で行われた昭和初期の相撲の様子。多くの人々が土俵上の取り組みを眺めている。
2 太田の金毘羅相撲 砺波市連合青年団相撲大会
昭和30年6月12日(砺波市徳万 個人蔵)
大きく掘り込んだ窪地に設置された、すり鉢型の土俵場。上方中央と柱に御幣が結わえつけられている。見物人は四方から見るようになっている。
3 高岡戸出 戸出相撲城跡(現戸出公園)
かつてはすり鉢型の大きな相撲場であったが、現在では埋められて戸出公園となっている。
4 小矢部市石動 諏訪社跡(現諏訪公園)
かつては広い相撲場であったが、今は工場用地となっている。一隅に残された小さな鳥居と写真の石碑がかつての諏訪社を偲ばせる。
5 砺波市大窪 常福寺の大関札
30枚の大関札が本堂軒下に掲げられている。読めるものだけを記すと「(年不詳)石黒政義、昭和29年 徳里善明、同30年 二代目大戸平良三、同32年 福乃里勇、(年不詳)山王川」など。昭和41年が最後である。
6 砺波市中野 舟戸神社
7 砺波市庄川町庄 弁財天社
8 砺波市庄川町金屋 金屋神明宮
9 砺波市庄川町青島 金毘羅社
10 砺波市庄川町青島 青島神明宮
【砺波市立砺波郷土資料館 第30回郷土先人展「砺波野の草相撲の力士たち」2007年より抜粋】
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