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1出町地区(その1)

2015.3.3

出町地区の大字・小字一覧

出町

出町

地区名  大字小字 
出町(出町)   1.出町  1.出町
   2.杉木  1.杉木
   3.太郎丸  1.鍋島 2.簗川島 3.堀田島 4.簗川 
 5.青島 6.堂島 7.上初田 8.下初田
   4.神島  1.西反保 2.鼓ヶ堂 3.中島 4.上反保
 5.野割 6.東之島
 
   5.深江  1.東島 2.江ノ上島 3.西島
   6.中神  1.上作島 2.東島 3.中ノ島 4.西島
 5.仏島 6.飛地西島
   7.大辻  1.本田島 2.長田島 3.飛田島 4.飛地島
 5.末田島
   8.鷹栖出  1.宮島 2.丸島 3.長割 4.川原
 5.上飛地島 6.飛地島 7.上飛地 8.飛地
 9.諏訪島

1出町(でまち)

@出町(でまち)

 慶安2年(1649)杉木村の次郎兵衛が町立願を加賀藩に願い出て許可されたのが出町の始まりである。太郎丸村、杉木村、深江村の各一部より成り、杉木新町や時に杉木新村といわれ、明治22年(1889)市町村制が実施されて杉木新村、太郎丸村、大辻村、深江村、神島村、鷹栖出村、中神村、杉木村の一町七ヶ村が合併して出町となる。従って杉木新町は出町杉木新となり、現在は砺波市出町となる。氏神は慶安3年(1650)創建の神明社である。河原町、新町(現中央町)、木舟町、南町の各一部(現表町)、東町、中町、西町(現本町)より成り立っている。

  出町という名称は明治22年の市町村制以前にも見られ、享保10年(1725)や天明6年(1786)に出町の俗称が記録されている。また、文政年間(1819〜1830)に杉木新町一名出町」と記録されている。

2杉木(すぎのき)

@杉木(すぎのき)

 伝説によると杉の木が多く茂っていたので杉村といい、村の南部は大樹が多いので杉木、北部は小樹が多いので小杉と称したという。



【砺波市老人クラブ連合会発行「砺波市の地名−郷土の字・由来調査事業報告書」1993年より抜粋】

画像

A 元庄川の舟付場の目印であった大欅

B この写真は昭和6年4月のもので、杉の木は全部大東亜戦争に出されたものである。狐、狸がおったカチカチ山である。

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