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351_ニッシンバン・ニッシンハタキダイ(鯡切り台)

351_ニッシンバン・ニッシンハタキダイ(鯡切り台)

ID:15013

魚肥(ぎょひ)のニシンをこの台の上に置き、ニッシンハタキで細かく切った。台は大きな欅(けやき)の株で作られている。昭和初期まで使用された。

※鯡(にしん)切り ニッシンハタキ:砺波地方では早くから北海道産の鯡(にしん)が米づくりの肥料として多量に使用されてきた。菰(こも)に詰めて運ばれた乾燥ニシンを3〜4cmの長さに切り、稲の株元に1本ずつ挿したり、細かく砕いて田んぼに撒いたりした。ニシンを切る刃物のことを「ニッシンハタキ」と呼んだ。

撮影場所
砺波市太田
寸法
縦104.3cm、横106cm、厚さ19.8cm。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 肥培・管理
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