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1022_イネコキキカイ(足踏脱穀機)

1022_イネコキキカイ(足踏脱穀機)

ID:15204

(焼印)「イセ号 三重県四日市 川村鉄工所」

※回転式足踏脱穀機 イネコキキカイ:砺波地方には、大正初年頃から足踏式の回転脱穀機が普及し始め、大正末年までには平野部のほとんどの農家に購入された(『砺波市史』)。踏み板を足で踏んで胴を回転させ、そこに打ってある針金が稲の穂から籾粒をはじいて落す仕組みである。螺旋水車(らせんすいしゃ)の発明後、水車の動力利用に改良されたものもみられたが、昭和30年代には動力脱穀機の普及によって姿を消した。
稲の脱穀の他に、麦や菜種・大豆の脱穀にも使用された。

材質・形状
三角型。爪は逆三角形型。
寸法
高さ60.5cm、幅95cm、奥行69cm、回転胴の直径48.5cm、歯桁の長さ74cm、桁数14枚、一桁の爪数14本。
関連タグ
市指定文化財,有形民俗文化財,農林業 収穫
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