木造阿弥陀如来立像(厳照寺)
2013.4.7
平安末期から鎌倉初期の作風がただよう
木造阿弥陀如来立像(厳照寺)
木造阿弥陀如来立像(もくぞうあみだにょらいりつぞう)
昭和42年10月6日・市指定
砺波市福岡
厳照寺の木造阿弥陀如来立像は、檜(ひのき)の一木造りで挙身光背(きんしんこうはい)を背に魚鱗葺(ぎょりんぶき)の蓮華座に立っています。像高は19cm。作者は恵心僧都(源信)と伝えられ、台座の形式から平安末期から鎌倉初期の作と考えられています。
現在、同寺の内仏として拝されています。この像は気品にあふれ、これを納める厨子(ずし)も優品です。
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木造阿弥陀如来立像(厳照寺)
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木造阿弥陀如来立像(厳照寺)