秋南の十一面観音石仏
2014.8.18
明治の青年たちが建立した石仏
秋南十一面観音
平成23・1・26登録
秋南自治会長(砺波市秋元)
昭和18年9月の建立で高さ224cm、幅117cmの南般若地区随一の大きな石仏です。
この観音様は「子宝観音」と呼ばれ、子どもの恵まれない方が、21日続けてお参りすると子どもが授かるとか、お乳の病が治ったとかいわれ、また良い縁談に恵まれたともいわれています。
また、秋元の大三昧と呼ばれ、大きな屋敷や南に共同火葬場へ続いていて、もとりわけ大きな桜の木にはきつねやたぬきが住み、道行く人を脅すので昔の人々は脇差をもって通ったと伝えられています。そのため、死者の供養と道行く人を守っていただくために建立されたと言われています。