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「砺波郷土資料館」の記事

昨年に引き続き、アフリカからの農業研修

2016.9.16

Hello, As-salamu alaykum こんにちわ

高原館長から農具の説明を聞くアフリカの研修生たち

高原館長から農具の説明を聞くアフリカの研修生たち

昨年に引き続き、郷土資料館にアフリカから農業研修に来られた14か国16名の青年研修生が来られました。今回は英語圏の方々ということで、Hello! アラビア語を話す方がいたのでAs-salamu alaykum(アッサラーム アライクン=こんにちわ)、でも皆さん日本滞在11日目ということで、こんにちわ、おはようございます、と挨拶してくれました
農業研修ということで、資料館が収集・展示している農具を中心に見学されました。
昨年は庄東小3Fにある砺波民具展示室でしたが、今年はとなみ散居村ミュージアムの「民具館」にて見学です。
展示室2Fの農具の部屋では農具の使い方を高原館長が細かく説明。すぐさま通訳の方が英語に通訳。
皆さんアフリカの超エリートな方々。見たことのない道具の使い方に興味深々です。

座学でもしっかり
昔の米づくりのDVDを見る

昔の米づくりのDVDを見る

展示されている農具と生活民具を見終わった後は昔の米づくりのDVDを見ました。
展示されていた農具がどのように、なんの為に使われるのかを動画で確認しました。
視聴が終わってからはいくつか質問もありました。
「昔からコシヒカリを作っているのか?」⇒「いいえ、だいたい30年毎に植える品種が変わります。なので手作業の戦後の頃はコシヒカリは作っていません。」
「このミュージアムにある一番古い農具はどれですか?」⇒「脱穀する道具、千歯扱きです」
「<千歯扱き>ができる前はどのように脱穀していたのですが?」⇒「割りばしのようなもので稻を1本ずつ扱(こ)いて脱穀していました」
などの質問があり、高原館長が答えました。それを通訳の方がすぐに英語でペラペーラ。

アフリカと砺波の友好のかけ橋
高原館長と代表者が握手

高原館長と代表者が握手

民具館にはほんの1時間半の滞在でしたが、いろいろな農具が集められ、並べて展示しているのを見て、とても素晴らしいと感激されました。
明るいアフリカの方、その笑顔もノリもとっても陽気な方々でした。
稲作の先進地である富山県を視察地に選んでいただき、こちらもとても光栄です。
ぜひ母国の稲作に役立ててください。

全員集合〜
研修生16人と高原館長、グリーンツーリズム富山の長崎先生

研修生16人と高原館長、グリーンツーリズム富山の長崎先生

余談ですが、ワタクシ、着物を着て解説しました。<オモテナシ>です。
アフリカの方々は見たかった着物を初めて見た〜と大喜び。一緒に写真を撮ってくれと、とても人気者でした。
こんなオババですみません、、、、

  • ここからきました

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    素敵なアフリカの女性、セクシーです

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